少し前に、「リフォーム経済新聞」の記者の方からインタビューの依頼を受けたのですが、
その時の内容が1月20日の新聞に掲載されました!!
・・以下掲載記事内容・・
ユニークサービス SHINSEI
現場を定点カメラで撮影 映像公開し、安心を訴求
2年前に元請けを開始し、売上高を2倍の1億5000万円近くまで伸ばした
外壁工事会社のSHINSEI(シンセイ、東京都稲城市)は、
半年前から施工現場の足場に定点カメラを取り付けお客さんに見せるという、
ユニークな取り組みを行っている。
これは、外壁塗装や張り替え工事の際に、屋根の角に定点カメラを設置し
工事の風景を撮影するというもの。
工事風景を施主に見せることもあれば、過去のお客さんの映像を見せることで
安心感を訴求するツールにすることもある。
さらに画像として切り取り、報告書の写真に活用して添付することもある。
「屋根上で行うのでお客さんはどんな工事をしているのか不安でしょうし、
私どもとしても工事の大変さを伝えたいと考えたのがきっかけです」(前野健氏)
シンセイは前野氏の父が立ち上げた会社で、前野氏もかつては職人として現場で活躍
していた経験を持つ。その時に感じたのは、仕事の厳しさをお客さんに伝える難しさだった。
「単価の安い工事だと職人さんの命が危ないけれど、単価だけで決めてくる
お客さんにそれが伝えられないことがありました。そこでいい工事にはいい足場が
必要だと伝えるには映像を見せた方が早いと思い、始めました。」
元請けを開始後、10人以上いる自社職人の接客も変化。
下塗りの回数を3回塗りから4回塗りにしたり、お客さんの質問にも答えたり、
満足度を上げる取り組みを行うようになった。
その結果、リフォームマッチングサイトのホームプロでは、平均評定で満点の5点を獲得。
売上高は元請け開始前の8000万円ほどから、前期は5000万円近くまで成長した。
今期は売上高2億円の目標と一緒に、「鉄壁外装(仮名)」という名称で都内中心に
職人のネットワークを作る予定だ。
「職人は個人事業主同士で固まっているので、施工面でゆながり、若いやる気のある子を
支援したい。施工の半分以上を占める戸建てのみならずマンションにも力を入れたいです。」