SHINSEIの前野です。
府中市のアパート現場では屋根中塗り後、上塗り作業を行いました。
中塗りは2回目の塗装作業になりまして、今回のようなスレート屋根の場合は一般的に下塗りでシーラーの塗布を行い
中塗り、上塗りでお客様に選んでいただいた塗料で色を付けていきます。
↑↑遮熱塗料を使用しているため白色のシーラーを塗布後、グレーの中塗りを塗装しております。
一般的にシーラーは透明ですが、屋根用遮熱塗料の場合は白色のシーラーで遮熱効果を向上させます。
写真を見ていただくとお分かりになるかと思いますが、この建物の屋根は勾配が6~6.5寸勾配近くあるため
屋根にロープを架け渡し作業時につかまって作業ができるようにしました。
これ以上勾配がきつくなると屋根足場といってその名の通り屋根にも足場を組まなければなりません。
ちなみに屋根勾配とは屋根の傾きのことで、一般的に屋根の傾斜の度合いは勾配の単位「寸」を用いて表します。
3寸以下の水平に近い緩やかな傾斜を緩勾配(かんこうばい)、6寸以上の傾斜がある勾配を急勾配(きゅうこうばい)と呼びますが
今回は6寸以上になりますので、急こう配ということになります。
特に中塗り塗布後は屋根が滑りやすくなるので、上塗り作業には細心の注意をしながら作業を行っていきます。
弊社ではありませんが、私の職人仲間の周りでもたまに屋根から転落する事故を耳にします。
安全第一で今後とも事故がないよう工事を進めてまいります。